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スパッタリングについて
車のパーツの中で、アルミ鋳物やアルミダイキャスト製品などは、クロームメッキをせっかく施しても、仕上がりが満足いくものにならない、ということもあります。
クロームメッキに向かない素材というものも、あるのです。
上記の、アルミ鋳物やアルミダイキャスト製品は、そもそも素材のなかに不純物、気泡などが多いために、メッキをすると、表面がざらついたり、剥れてきたりするトラブルが、起こることがあります。
そこで、クロームメッキに近い仕上がりが得られる技術として、スパッタリングという技法が使われることもあります。
アルミ鋳造のホイールなどは、スパッタリングにより処理するという業者も多いです。
ただ、クロームメッキに比べて耐久性は劣ります。
車やバイクの場合には、運転中に何かにぶつかったり、洗車時の傷・磨耗などを、どうしても受けやすいので、その違いが顕著に現れるケースもあります。
業者の方とよく話し合って、クロームメッキとスパッタリングを使い分けると良いですね。